妻の国民年金を夫の口座から引き落とす
社会保険料控除は、生計を一にする親族については、支払っている本人の控除となります。夫が妻の国民年金を負担していれば、夫と妻の2人分控除することができます。
インプラントも医療費控除
高額なインプラント費用も医療費控除の対象となります。領収書ももちろん必要です。
なお、人間ドックや健康診断の費用は原則、医療費控除の対象外ですが、これにより病気が見つかり、治療をしている場合は、人間ドックや健康診断の費用も対象となります。
副業は青色申告にして65万円控除を適用する
給与所得者の副業による利益(所得)が20万円以下であれば、申告をする必要はありません。ただし、住宅取得特別控除や医療費控除を受ける場合、申告をするのであれば、副業も申告しなければなりません。
ある程度の副業であれば、事業所得にして青色申告控除65万円を適用できれば、かなりの節税になります。事業所得にするためには、「事業的規模」であることが要件ですが、不動産所得と違って、事業所得と雑所得の区別はあいまいです。
だいたい雑所得というのは、決算書がない程度のものなのですから、ある程度の副業で収支計算をしていることはビジネス、事業といえるのではないでしょうか。